いじめの定義は、特定の個人やグループが意図的に他の人を傷つけ、恐怖や苦痛を与える行為のことを指します。文科省ではこんな感じで定義されています
文部科学省ホームページ引用
引用 文部科学省「いじめの問題に対する施策(いじめの定義)」
【平成18年度からの定義】本調査において、個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うものとする。「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とする。
引用 文部科学省「いじめの問題に対する施策(いじめとは何か)」
一般的ないじめの形態には、身体的な攻撃や暴力、言葉や噂による精神的な攻撃、電子機器を使用したネットいじめ(サイバーブライリング)などがあります。
いじめは一方的な力の不均衡が存在する関係で発生することが一般的です。
いじめを受ける側は身体的、感情的、または社会的な苦痛を経験し、しばしば自尊心や自信を損なうことがあります。
また、長期間にわたって継続する場合や、頻繁に起こる場合は、被害者の心身の健康に深刻な影響を及ぼすことがあります。
いじめの例には、学校や職場でのいじめ、差別、人種差別、セクシャルハラスメント、性的指向やジェンダーに基づく差別などがあります。
いじめは社会問題とされ、多くの国や地域で法律や規制が設けられ、予防や対策が行われています。
いじめは他人に対する攻撃的な行為であり、個人の尊厳や人権を侵害するものです。
そのため、いじめを防止し、被害者をサポートするためには、関係者全体が協力し、教育や啓発活動を通じて理解を深める必要があります。
私の経験上
いじめは積み重ねで起こることもありますが、
突発的にも起こることもあると思います。
いじめについては、あまり神経質にならず大人や教員もしっかりと見守る必要があります。
よくあることはいじめられていると感じた児童や生徒を「よわいもの」と思い込み
やたらと神経質になり注意をするその結果対象児童生徒がひいきだと思いさらに現状を悪化させてしまうことがあります。
こうなると、大人との関係も悪くなってしまいがちな時があります。
また、定義でのいじめに対しあたりまえですが、早期発見と指導が必要なのですが見つけた大人があなたはいじめをしたと強く叱ってしまうと
すぐに反省する子はいいですが、皆さんどうでしょうか。
自分がいじめをしたと叱られたときまず何を思うでしょう。
「いじめなんかしてない」「アイツのせいで」「むかつく」
というようなことはないでしょうか。
いじめは、誰もが悪いと知識として知っています。
しかし、「怒り」「妬み」「劣等感」など
様々な感情で抑えきれず
悪いとはそのときに考えることすらせず
行動に移してしまいがちです。
その児童生徒に叱ってしまうと悪化していくパターンも多いです。
さらには大人の気付かないところで協力して行う。
というような状況になります。
私の経験では早期に発見し、当該児童生徒にしっかりと寄り添いどうしていくかと話します。
そして、いじめのパターンを話し理解させ、
当該児童生徒はこういう風に思っている
なぜしたのか理由も聞きたいなどそれぞれの思いを
1対1で話をさせる、これは複数であってもです。
そしてお互いの理解の元やめさせます。
そして、保護者にも状況を詳しく話をして
納得させるということが経験上失敗はありませんでした。
要するに一番はどちらかが不満に思っていると、家庭では不満を言うでしょう。
それが、新たなもめ事を生みます。
「いじめの定義」
わかっていても簡単になくならないものですが
こういった私の考えも良い方向に活用していただければと思っています。
現在ネット上での誹謗中傷、晒行為など日常茶飯事となっています。
深く考え込む前にひとつ冷静になって考えてほしい、また、身分を偽ることができるものは
「こんなもんだよね」
と、割り切ることも必要かなと思っています。
今回話したことは、特に初期段階と言えることでした。
ただ深すぎて解決できないこともあります。
その時は避難することが大切かと思います。
「人を嫌うことがいじめになるのではない。
本気で話している人の話を本気で聞かないことがいじめになる」
賛否両論ありますがいじめのない生活にしたいのはみなさん一緒ではないかと思います。
もし現在いじめられているということがありましたら連絡いただけると何かのプラスになるかと思いますのでお待ちしています。
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